技の表現 [武道:千葉市武道館]

技の稽古をする時に、かかり方を確認するためにも、高段者の技を全力で止める稽古をする時があります

高段者の方々でも、難しい技になるとボクでも止められる時があります。
そういう時は、石川館長がまずボクに技をかけて下さり「違いを言ってあげて」と、言われます

わからないながらも、違いがわかる時にはそのように伝えて
その意見を参考に高段者の方々も技を試行錯誤してゆかれるのですが

「え~と、石川館長のはもっと『ヒュッ』って感じなんです」って言っていたら

石川館長から
「さすがに『ヒュッ』じゃわからないよ、もっと他の表現ないの?」と、ダメ出しされました。


他の表現方法・・・

「春の高原を駆け抜ける、そよ風のような感じです」

とか、ソムリエ風に言ったら、まず間違いなくふざけてると思われるし・・・どうしよう。

頭が真っ白になりながら一生懸命考えていたら、古川先生が助け舟をくださって

「石川館長のは、濁りがない感じなんですよね。透明な感じの力、というか」


そうそう、まさにそれ!!

その表現ができなくて「ひゅっ」とか「春のそよ風」とかになってたんです。

それからは「ああ、透明です」「ちょっとここら辺から、濁ってきます」とか言って、表現しやすかったです。

表現力も、大事ですよね。






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履歴書の特技

とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。
by 履歴書の特技 (2012-02-04 10:13) 

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